仕事の話③「ブラック企業勤め3」
前の話
そんなこんなで、子育てもままならないまま、2年が過ぎ。
相変わらず上司より早く帰れない・仕事の案件が多過ぎるし部下に仕事を託したまま自分だけ帰りにくい・・・
このままでは本当に色々ダメになる!もう、昇給に屈しない!!
と心に誓い、退職を申し出た。
上司に晩御飯に誘われた。何が何でも辞めない方向で諭してくる。
いや、そこまで必要な人間なんだろうか。そういった意味では少し嬉しくも感じるけど。
あの手この手で引き止めてくれる。もちろん昇給の話も出る。
だけど!!
引き継ぎが終わったら!!
と意志が固いことを告げた。
そんな矢先・・・・
父が亡くなった。
最後に交わした会話は
「私は仕事ばっかりで子供のために何もできていない・・・」といった愚痴に対して
「遊んでいるわけじゃないやろ。仕事やろ。それが結果的に子供のためになってるんちゃうか」
救われた。かなり救われた。けど、その会話をして数日後亡くなってしまった。
お通夜に。。。
手伝ってくれてた方がうちの家族に質問する。
「○○さんという方は誰のお知り合いですか?」
「私の会社の社長ですが」
「お香典に30万円も入っているんですが・・・・」
翌日の葬儀の日。
受付は、なぜか、知らない間に会社の社員数名に変わっていた。
別の方にお願いしていたのに・・・。
そして社長は現れた。絶対来ないであろうと思っていた社長が現れた。
そして火葬場へ向かう霊柩車まで見送っている。
そんな中、横に来て耳打ちをする。
「託児所を作ろうか」
反対側には直属の上司が立っているそして耳打ちする
「こうしている間にも君の部下は頑張って案件をさばいているんだよ」
正直、凍った。背筋が。
怖い。そして、怒りがこみ上げて来た。
悲しいはずのお別れの場で、悲しむ間も無く怒っている私がいた。
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